河童大学 河童文・史学紳士録
河童に関する文学や歴史研究などをされている方を紹介します
氏名 年代 職業ほか 主要な業績 備考
柳田 國男
(やなぎだ くにお)
1875〜1962 民俗学者 著書:妖怪談義(講談社)・遠野物語(新潮社)ほか多数 日本民俗学の創始者
佐々木 喜善
(ささき きぜん)
1886〜1933 民話収集家 著書:聴耳草紙(筑摩書房)ほか多数 柳田國男を助けて遠野地方の伝承を収集
石田 英一郎
(いしだ えいいちろう)
1903〜1968 文化人類学者 著書:河童駒引考(東京大学出版会)ほか多数 日本文化人類学の草分け。日本民族学会会長を勤める。元男爵
小松 和彦
(こまつ かずひこ)
1947〜 文化人類学者
民俗学者
妖怪学に関する著作多数
大阪大学教授を経て
国際日本文化研究センター所長
旧来オ民俗学から脱皮した、新時代の民俗学を追及している学者
妖怪に関する造詣が深い
根岸 鎮衛
(ねぎし しずもり)
1737〜1815 江戸南町奉行 著書:耳嚢(岩波書店) 江戸時代の名奉行として知られる。随筆家。随筆集「耳嚢」にも河童の記述がある
松浦 静山
(まつうら せいざん)
1760〜1841 平戸藩第9代藩主 著書:甲子夜話(平凡社) 20年にわたる随筆の中には、河童の話題も含まれています
芥川 龍之介
(あくたがわ りゅうのすけ)
1892〜1927 作家 著書:河童ほか多数 近代小説家の巨匠
水木 しげる
(みずき しげる)
1922〜 まんが家 著書:日本妖怪大全(講談社)ほか多数 妖怪まんがの第一人者
佐々木 篤
(ささき あつし)
1949〜 ライター 著書:河童平成絵巻(ピエブックス)ほか 伝承を基にした創作民話や短編小説、エッセイも手がける
湯本 豪一
(ゆもと こういち)
1950〜 妖怪研究家 著書:江戸の妖怪絵巻(光文社)ほか 博物館の学芸員
斎藤 次男
(さいとう つぎお)
  元映画プロジューサー 著書:河童アジア考(渓流社) 河童を題材とした自主映画を企画中
大野 桂
(おおの けい)
〜2008 放送作家 著書:河童の研究(三一書房)  
石川 純一郎
(いしかわ じゅんいちろう)
  民俗学者 著書:河童の世界(時事通信社)  
和田 寛
(わだ かん)
  河童研究家 著書:河童伝承大事典(岩田書店) 全国の河童名所を訪問