河童博物館
第1A収蔵庫


猪口や湯のみなど器もの以外の
焼物・土物の河童を収蔵しています



収蔵品番号:YA098-101/FC183-186(2004/11/07)
寝河童4体

 デザインはもちろん、作風も製造方法もまったく別々の寝姿の河童像たちです。

 小さいものは箸置きとして、大きな製品は飾り物として造られているのでしょう。


収蔵品番号:YA096-097/FC181-182(2004/11/07)
夫婦河童2体

 有名な民芸製作所「万兵」の作品です。年代はかなり違いそうなのですが、まったく同じデザインですね。

 どこかの土産物として売られていたのでしょう。この2体が同じ所で売られていたとは限りません。

 万兵の製品は全国に出荷されているようですから。

収蔵品番号:YA094-095/FC178-179(2004/11/07)
子供の河童像2体

 まったく作風は異なっていますが、どちらも子供の河童ですね。

 左側は、縫いぐるみなどでおなじみの顔つき、右側はどちらかというとフランス人形のような雰囲気を持っていると私には見えてしまうのですが、 ご覧になっている皆さまには、どのように感じられるのでしょうか。


収蔵品番号:YA093/FC177(2004/11/07)
鳥みたいな河童

 これもまた、なんとも得体の知れない河童です(^ム^;)

 なんとなく、鳥に見えませんか?。でも、お皿はあるし、背中には甲羅も書いてある。まさに河童ではあります。

 どこで手に入れた作品なのか、謎を呼ぶものの一つです(^0_0^)

収蔵品番号:YA092/FC176(2004/11/07)
接吻する河童

 抱擁する男女の河童像は珍しくはありませんが、しっかり接吻している像は珍しいと思います。


収蔵品番号:YA091/FC175(2004/11/07)
河童相撲

 河童は相撲が大好きです。

 そんな伝承が各地に残っています。


収蔵品番号:YA090/FC174(2004/11/07)
亀に乗る河童

 FC045には、男女の河童が楽しそうに亀に乗る像を収蔵していますが、これは、男性の河童一人だけです。

 浦島太郎の河童なのでしょうか。

 偉そうにふんぞり返る河童に対し、亀の方の表情は冴えません。嫌々乗せているような雰囲気にも受け取れます。

 何か別の、亀と河童の伝承があり、それを表現した像なのかも知れません。

収蔵品番号:YA089/FC173(2004/11/07)
見上げる女性の河童

 これも、黒素焼きの河童像です。

 なんとも言えない表情で見上げています。この目線の先にはなにがあるのでしょうか。

 もしかすると、組になっている像の片方なのかも知れないと思っています。

収蔵品番号:YA088/FC172(2004/11/07)
三味線を弾く河童

 上薬のかかっていない、黒素焼きの河童像です。

 河童といえば酒、酒の席では唄と鳴り物。三味線を弾く河童の像は珍しくはありません。

 口を少し開けて三味線を弾いているこの河童、唄も歌っているのでしょうね。

収蔵品番号:YA086-087/FC170-171(2004/11/06)
河童箸置き2個

 各地で見かけるオーソドックスな河童の箸置きスタイルですね。

 左側の河童の、眼鏡をかけているような顔立ちが洋風です。

収蔵品番号:YA085/FC169(2004/11/06)
竹箸置き

 これは間違いなく箸置きですね。竹の先に河童が正座している珍しい形です。

 毛筆の筆を置く、筆架としても使えそうですね。

収蔵品番号:YA083-084/FC167-168(2004/11/06)
葉っぱ箸置き2個

 これもおそらく箸置きなのではと思います。

 美濃焼きのようですね。

収蔵品番号:YA080-082/FC164-166(2004/11/06)
丸い箸置き3個

 丸い筒状の箸置きに、河童が取り付いています。

 土産物のようです。おそらく、美濃焼きなのではと思っています。

収蔵品番号:YA079/FC163(2004/11/06)
昼寝する女性河童

 昼寝でもしているのでしょう、腕枕をし、横になって寝ている女性の河童です。

 良く見ると、かなりセクシーです(^ム^;)

収蔵品番号:YA078/FC162(2004/11/06)
河童達磨

 これはもう、一目で解る、河童の達磨和尚の像ですね。

 強い意志を感じさせる顔が印象的です。

収蔵品番号:YA076-077/FC160-161(2004/11/06)
くつろぐ若者河童2体

 なんとも暇を持て余しているかのような河童たちです。

 右側は女性、左でおどけているのは男性でしょうね。

 まったく同じ顔つきの作品が、清水焼として売られています。これも清水焼と思われます。

収蔵品番号:YA074-075/FC158-159(2004/11/06)
座る河童少年2体

 本を読む男の子と、いたずらして座らせられている少年。自分の少年時代が見えてきます。

 まったく同じ顔つきの作品が、清水焼として売られています。これも清水焼と思われます。


収蔵品番号:YA073/FC157(2004/11/06)
歌う河童

 目を閉じて、陶酔しきってなにか言っている。そんな雰囲気を感じます。

 前にスタンドマイクが有れば、喉自慢で歌っている、そんな風にも見えますね。


収蔵品番号:YA072/FC156(2004/11/06)
のんきな父さん河童

 受けない駄洒落を言い、照れているおっさん。そんな雰囲気を感じてタイトルを付けました。


収蔵品番号:YA071/FC155(2004/11/06)
飛び込もうとする河童

 これもまた、変った形の河童像です。

 両手を後ろに廻し、まるで、飛び込みをしようとしている様には見えませんか?

収蔵品番号:YA066-070/FC150-154(2004/11/06)
酒宴する河童5体

 一つ一つは、なんということもない作品ですが、こうして5対を並べてみると、なんとなく、村祭りで集まった 若者たちが、境内で車座になり酒盛りをしているように見え、祭囃子が聴こえてくるようです。


収蔵品番号:YA064-065/FC148-149(2004/11/06)
大徳利の河童2体

 大きな徳利を抱き、杯に酒をついでいる河童が2体です。

 抱えている徳利が、志乃焼きに見えます。造りは大雑把ですが、なかなかの作品です。


収蔵品番号:YA061-063/FC145-147(2004/11/06)
埴輪の河童3体

 埴輪のような雰囲気を持つ素焼きの河童が3体です。

 良く見ると、なんとも良い顔をしています。おおらかさを感じさせる作品です。


収蔵品番号:YA059-060/FC138-139(2004/11/06)
河童のお見合い

 これも勝手な命名です(^ム^;)

 右側が緊張している若い男性、左はうつむき、ちょっとはにかんでいる若い女性に、私は見えます(^0_0^)


収蔵品番号:YA057-058/FC136-137(2004/11/06)
宇宙人の子供河童

 なんとなく、宇宙人の河童の子供、右が女の子で左が男の子に見えませんか?

 独特の顔つきをした素焼きの焼物です。


収蔵品番号:YA054-056/FC133-135(2004/11/06)
河童のおやじ3体

 ちいさな河童像が3体です。

 パイプを加えているのが2体に、なにやら差し出しているかの様に、手を前に出しているおやじ河童たちです。


収蔵品番号:YA053/FC132(2004/11/03)
葉っぱ船に乗る河童家族

 葉っぱの船に乗っている河童の家族です。手ひねりの手法で造られています。

 父親河童に母親河童、子供二人は、どうやら、若い娘のようですね。


収蔵品番号:YA052/FC131(2004/11/03)
つぶらな瞳が

 ちいさな河童3体が葉っぱに載っている像です。

 座っている形は、遠野の河童こけしに似ています。

 目がつぶらなのは、銀色の金属球を嵌め込んで焼いているからなのでしょうね。


収蔵品番号:YA051/FC130(2004/11/03)
砂金を採る河童

 なんともひょうきんな河童です。

 裏側で見え無いのですが、お尻は猿のように真っ赤。そういえばどことなく猿のようにも見えます。

 河童を、「猿公(えんこう)」と呼ぶ地方があるようです。そんなところの河童なのかも知れません。


収蔵品番号:YA050/FC129(2004/11/03)
しがらき河童

 天然石の台座に載っている河童です。

 いわゆる「手ひねり」の河童ですが、台座には「しがらき」とかかれており、河童が手に持っているのは、ご存知しがらきの狸なのです。

 見慣れた形の河童ではありますが、ちょっと変っていますね。

収蔵品番号:YA048-049/FC127-128(2004/11/03)
お座敷河童

 勝手に題をつけてしまいましたが、三味線を弾く芸者と、機嫌よく酒を飲んでいる男性とのペアの河童です。

 陶器ではなく、磁器の手法で造られた河童像です。清水焼でしょうね。

 持っている徳利に「さけ」と書かれていたり、女性河童の持つ三味線が異常に長いなど、作り手の洒落心がしのばれる作品です。


収蔵品番号:YA047/FC095(2004/09/19)
パイプを吸う河童

 楊枝立てなのでしょう、左側に筒があります。

 胡坐をかき、パイプをくゆらす、河童の小物としては、珍しいデザインですね。


収蔵品番号:YA045-046/FC093-94(2004/09/19)
手ひねりの河童二体

 FC081と同じ作者の作品でしょうね。左の方は、FC081とシリーズのようです。

 右側は、同じ作者と思われますが、土や上薬が違っています。でも、独特な顔立ちは同じですね。


収蔵品番号:YA044/FC089(2004/09/19)
母と娘の河童

 独特な顔だち、一見素人の作品のようにも見えますが、売られている製品とのこと。

 ある方が、ふ多川のお母さんにお土産として購入したとか、しかも、同じ場所に数回行ったらしく、この他にも 数点同じ作者と思われる作品があります。




収蔵品番号:YA043/FC088(2004/09/18)
別所温泉飲み河童

 「信州の鎌倉 別所温泉」とのラベルが付いています。

 典型的なお土産物ですね。

 残念ながら、かなり割れて壊れてた状態で届きました。接着剤で復元してあります。

 台座の板の色などから、かなりの年月が経過しているだろうと推察されます。

収蔵品番号:YA042/FC087(2004/09/18)
カボチャを抱く河童

 とても焼きが変っていて面白い河童です。

 この作品も、かなり古いものではないかと思っています。


収蔵品番号:YA041/FC086(2004/09/18)   しばてん

 赤いに粘土を使った素焼きの小さな女性河童の像です。福岡の創作人形なのだそうです。名前はしばてん(かっぱ)。縞が出ているのは、 恋をしているからなのだそうです。

 異常に大きな腰と太い足。平板に広がったお皿と、その周囲の髪の毛。

 見ようによるとアフリカ的にも見えし、ポチンと付いた乳首など、女の児童にも見えるのですが、みなさまはどのように見えますか?

 *『しばてん』とは、土佐の民話にでてくる男の子の河童の名前でもあります。この河童像の名前と、偶然に一致しているのか、作者が土佐民話から 取って名前を付けたのかは不明です。

収蔵品番号:YA040/FC085(2004/09/18)
黒い素焼きの女河童

 黒い土を使った素焼きの女性河童ですね。

 腰には「魚籠」を付けているのでしょう、海女なのかも知れませんね。

 身体全体のバランスが良く、なかなか美形の女性河童です。


収蔵品番号:YA037-039/FC082-84(2004/09/11)   手ひねり3体

 それぞれ、筒状の器を持っています。楊枝や串を入れるための実用にも使える製品ですね。

 作風がまったく同じなので、おそらく、同一作家の作品でしょう。

 土産物などにも、この種のものが良くありますが、それらよりはちょっと大きめ。また、ざっくりと造られ、地肌が粗いのが特徴です。


収蔵品番号:YA036/FC081(2004/09/11)
酌をする河童

 ざっくりと造られた女性の河童でしょう。

 大徳利を持ち、となりのだれかにお酒を勧めています。

 独特な笑顔の河童ですね。


収蔵品番号:YA031-035/FC076-78(2004/08/30)
素焼きの河童

 素焼きに、赤い絵の具だけで彩色した河童の人形が三体です。作風が良く似ています。しかし、一つは長崎で、もう一つは飛騨で入手したようです。同じ作者が、全国に出荷しているのでしょうか。

 左側は、「泥鰌すくい」をしてる姿、裏面には「火の用心」と彫るられています。

 真ん中の大きな(高さ20センチ)の河童は、「火の用心」の提灯と拍子木を持つ、夜回りの河童です。長崎の「があたろ人形」とのこと、冬なのでしょう、襟巻きをしています。法被の裏には、丸に水の紋が付いています。

 右の河童は、良く見かける姿ですね。甲羅には「かっぱ大将」と掘り込まれています。また、「飛騨高山」のラベルが貼ってあります。

収蔵品番号:YA030/FC073(2004/08/22)
帰依三宝

 形だけではなく、使われている色使い、金・銀の線描きなど、お稲荷さんの社に置かれる狐の置物に似た雰囲気の河童です。

 素焼きに彩色がほどこされています。手書きで一品一品作られたのでしょう。

 裏面には、「帰依三宝」とかかれており、この河童も、手になにか持っています。

 おそらく、3体で一式の河童の、1体なのではと思っています。

収蔵品番号:YA029/FC045(2004/08/16)
亀に乗る河童の夫婦

 手びねりの手法で作られた亀の背に乗る河童の夫婦(恋人同士かな(^0_0^)です。

 残念ながら、亀の手が一つ取れて失われていますが、かなり古いもののようです。

 裏面に作者の銘と思われる名称と、年号が書かれています。

 これを信用すると(疑う理由はもありませんけどね)、大正十五年(昭和元年)製ということになります。80年近くも前の作品ですね。

収蔵品番号:YA028/FC044(2004/08/16)
酒を飲む河童灰皿

 ちょうど手ごろな大きさの灰皿です。

 胡坐をかき、大きな杯に満たされた酒を飲み干す河童の姿がその中にあります。

 特別、銘は刻まれていませんが、しっかりとした焼き物に仕上がっています。

 私はこれを、常用として使っています(^0_0^)


収蔵品番号:YA025-027/FC034-36(2004/08/14)
長唄の河童(「噺家とお囃子河童」改め)

 始め、3体(扇子・笛・つづみ)と思っていたので、噺家とその囃し方と思っていましたが、その後「小太鼓}が見つかりました。もしかすると、もう1体、「三味線」が あるのではないかと思っています。

 そうなると、扇子を持っているのが歌い手。長唄を演奏している姿なのではと思い直しました(^ム^;)

 造りそののものは、良く見かける手ひねりの河童ですね。美濃焼きかも知れません。

 この作品の作者が判明しました。

 「河童の仲間たち」にも紹介している『河童家.com』の作家の方が造られた作品でした。もちろん、美濃焼きです(^0_0^)



収蔵品番号:YA024/FC025(2004/08/14)
鯉を抱く河童

 緑の釉薬をポイントで使い、ひょうきんな味をだしている作品です。

 高さは12センチ、置物としては中くらいの大きさです。

 この作品のよさは、なんといっても河童の顔の表情でしょう。大きな鯉を胸に抱き、無念無想、座禅でも組んでいるかのような河童さんです。


収蔵品番号:YA023/FC024(2004/08/14:040906改)
水盤

 小さな剣山を中に置き、花を生け、水を満たす。こちらは男性的な雰囲気の河童水盤です。都内の骨董品店で見かけ、 気に入って購入したとか。かなり古い作品です。

 高さ8センチ、幅が16センチ、奥行きが15センチあります。河童の首下のところが欠けてしまっているのが残念ですが、良い作品ですね。

 風呂にでも入っている様子をうつしているのでしょう、気持ちよさそうな河童の表情がとても素敵です。


収蔵品番号:YA022/FC023(2004/08/14)
道祖神の様な一輪挿し

 祠に安置してあれば、道祖神にも見える一輪挿しです。

 高さ16センチ、幅が12センチ、奥行きが6センチあります。

 釉薬が、女性の河童の、胸を白く浮き立たせ、ほのかな色気を感じさせる作品に仕上がっています。

 どっしりとした土の香りのする陶器です。

 野に咲く花を1本、さりげなく挿して、使いたい逸品です。


収蔵品番号:YA021/FC020(2004/08/13:040906改)
酒宴(中尾彬氏作品)

 大きなものです。幅25センチ、奥行き19センチ、高さも15センチちかくあります。

 大きな葉っぱの上で、飲み、歌う河童のオブジエです。

 人気俳優である中尾彬氏の手作りによる唐津焼の作品です。


 和風の、ちょっと小粋な居酒屋に飾るにはもってこいですね。

収蔵品番号:YA020/FC018(2004/08/08:040911改:050504写真追加)      河童の軍師
  

 母子の河童とペアと思っていました。手法や作風がまったく同じなので作者は同一でしょう。勘違いでした。

 無くなってしまっていますが、右手を水平に、手首が内側になっているのは、ここに、真田六問銭の旗を掲げた 竹ひごがあったのだそうです。

 羽織は陣羽織、母子を見つめる父親の姿ではなく、軍師の河童だったのです。

 そのうち、六問銭の旗指物を造って持たせようと思っています。

 (追記)

 旗を造って持たせました。

 全体が大きくなってしまったことから、河童が小さくなってしまい、オリジナル写真の面魂が表現できなくなったので、二つを 掲載します。

収蔵品番号:YA019/FC017(2004/08/08:040911改)
河童の母子

 乳飲み子を抱く母親の河童です。

 次の男性の河童と組かと思っていたのですが、別でした。


収蔵品番号:YA013-018/FC009-14(2004/08/08)
座河童6態

 蓮の葉っぱに座った6種類の河童たちです。

 恋人と戯れる河童・赤子に授乳させている河童・徳利と杯を持ち酒を飲む河童・杯を持つ河童・本を読む河童・考え込む河童。

 高さは10センチほど、これらも、土産物として観光地などで売られていた物ではなさそうです。造りが良い。ただ、 陶芸作品とまでは言えないような気がします。

 庭に造られた小ぶりの池のそこかしこに、それとなく置いておくのに最適な河童たちです。


収蔵品番号:YA012/FC007(2004/08/07)
琵琶を弾く河童

 高さ11センチ、焼き物の河童です。

 造形的に優れている作品です。底面には、作者の落款が押されており、いわゆる土産物とは、あきらかに品物が 違います。

 おそらく、工場で生産された物ではなく、名前のある陶芸作家の作品なのではと思っています。

  


 この作品をご存知の方、情報をお願いいたします。


  収蔵品番号:YA009-011/FC004-6(2004/08/07:040906改)   三河童

 いよいよ、「二川コレクション」の中身に入ってゆきます。収蔵品番号の初めが「FC」となっているのが「二川コレクション」です。

 ご存知三体。本来は、「見猿・聴か猿・言わ猿」ですが、それが河童になっています。

 比較的に大きめな焼き物です。一般的な題材ですから、お土産品と思っていましたら、とんでもない。現在はすでにお亡くなりになった 陶芸家の作品なのだそうです。

 数多いコレクションの中でも、トップクラスに貴重な作品とのことでした。


  収蔵品番号:YA008(2004/03/28)いっぱいやっぺ
益子焼河童
いっぱいやっぺ  別のページ、河童探訪「陶芸の里益子と横倉正氏の『かっぱ展」』」でも紹介している 手ひねりの手法で作られた益子焼の河童です。

 台を含めて9センチくらいの高さの1対です。夫に妻の河童が酒のお酌をしている姿です。

 1対で4,200円でした。

 作者の横倉氏は、私も所属する河童連邦共和国の国民とのことです。毎年開かれる「河童サミット」での再会を約束して別れました。


 おそらく、お会いするたびに、新しい仲間が我が家に増えるでしょうね。


  収蔵品番号:YA007(2004/01/20)案山子窯河童
案山子窯河童
 このホームページをご覧になっていただいている「会田さん」から映像をいただいた河童です。情報をありがとうございました。

 手法は、「江戸手ひねり」ですね。各地に同じような手法の河童があります。しかし、会田さんがおっしゃっている通り、愛らしい表情は素敵ですね。

 作者は、能登の「案山子窯」で活躍されている「山田さん」でした。

 ホームページも運営されていて、通信販売で買うこともできますよ。



 楽しいホームページです、ぜひ、ご覧になってくださいね。


  収蔵品番号:YA006(2003/07/27)眠る河童の箸置き

 これも、遠野の「道の駅『遠野 風の丘』」で買いました。居眠りする河童の箸置きです。

 上薬を使わない素焼きの焼き物です。

 手作りですね。少しずつ違う数種類のデザインの製品がありましたが、同じデザインでも表情が違い面白く、 何個か買おうかと思ったくらいです。まあ、置き場もないので、1個選んで買ってきましたが。

 これは、1個600円でした。


  収蔵品番号:YA004-005(2003/07/12)水に浮かべる河童

 ガーディニングのお店に買い物に行きました。そこで偶然見つけた河童たちです。

 左側は、いかだのの上に置くタイプ。魚釣りをしている河童ですね。

 右側は、陶器なのに、浮かぶのです。おそらく、中空になっているのでしょう。池に浮かべたり、水草などを育てる大きな甕などに入れて使うのでしょうね。

 どちらの河童も、同じ顔をしていますから親子ですね。面白いのは、両方とも「おへそ」がついています。

 いかだの河童が700円、葉っぱの河童が400円でした。


  収蔵品番号:YA003(2003/03/04)   美濃焼き 箸置き

 陶器の美濃焼きには、なぜか、河童を題材にしたオブジェや小物が多く、「河童連邦共和国」の「河童サミット」の時などは、「美濃河童村」からの参加者が、 そんな美濃焼きの河童グッズを持ってきて即売会をしています。

 また、この「美濃焼き河童」は、かなりポピュラーらしく、東京のデパートなどでは売られているのを見かけることがしばしばありますし、なんと、香港の「ソゴウ」でも 収蔵されて売られているのを見ました。流通に乗っているのでしょうね。

 この「箸置き」は、浅草の「松屋」で買いました。松屋には、江戸の伝統工芸品を販売する小さなコーナーがありますが、そこではなく、台所用品の一般の売り場で買った物です。


 なお、この「美濃焼きの河童グッズ」を、インターネットの通信販売で売っているサイトを見つけました。ここで紹介した物と同じような「箸置き」や「ペン立て」、「楊枝立て」に「ぐい飲み」 「香炉」などが、写真入で収蔵されている、インターネットショップです。デザインも良い製品が多く、値付けも妥当な価格だと思います。

          河童家.com

 *このサイトは、商業サイトです。私個人とは無関係ですので、売買に関するトラブル等の責任は負いかねます。

収蔵品番号:YA002(2002/11/17)   清酒 遠野カッパ
 ちょっと色っぽい河童の徳利に入った清酒です。

 民話のふるさと、岩手県遠野市の造り酒屋、「上閉伊酒造株式会社」が販売しているお酒です。

 残念ながら、お酒としては特に特徴のない普通の清酒ですが、なんと言ってもこのかわいい陶器製の徳利に入って売っていますので、 河童愛好者ならば、買わずには いられないでしょうね。

 手に入れたのは1995年ですから、もう、7年ほども前です。今あるかどうかと思い、インターネットで探してみました。

 どうも、このお酒は無さそうですが、「河童の盗み酒」というお酒がありました。通信販売もするようです。そして、民話も掲載されていました。

 2003年7月19日、遠野を訪問しました。道の駅「遠野 風の丘」に、この河童陶器のお酒が売っていました。
 値段は2000円でした。
2003/07/21
遠野河童の盗み酒
 むかし、遠野町新町に、「村兵」というたいそう繁盛した造り酒屋があった。米屋もやっていたので、いい米があると特別に吟醸して、 殿様に献上したり、主人の食事の時に饗された。ある日、主人にだそうと、番頭さんが酒樽を呑みにあけると、 からになっていました。まだまだ酒はあるはず、と思っていましたから、番頭さんはびっくりして、辺りを調べると、 河童の足跡があるではありませんか。河童の足跡は、近くの来内川で終わっています。この話はすぐに町中の評判になり、 村兵の酒は河童が川を上がって盗みに行くほどうまい、ということで「村兵」は益々繁盛したそうだ。これは、 建屋の大番頭の倉堀さんから聞いた話で、本当にあったことだそうです。


720ml入り、2,800円です。
上閉伊酒造株式会社
ホームページへ

収蔵品番号:YA001(2002/11/14)   江戸手ひねり河童筆立て
 江戸の伝統芸能である、手ひねりの技法によって造られてた筆立てです。

 古木に見立てて造られた、筆入れの筒の、幹から伸びた枝に、河童が座り月見酒をしています。すぐ上の枝には瓢がぶらさがって、 河童の手にはチョコがのっています。

 江戸手ひねりでは、河童のモチーフが好んで使われていますね。同じような形の河童が付いた香用の皿や、灰皿などが、 大きな雑貨のお店でみかけることがよくあります。香港のそごうデパートでも見かけました。

 この作品は、河童連邦共和国の「河童サミット」の会場で、河童村の村民でもある作者(志満忠義氏)自身から購入しました。サミットには、 毎回、たくさんの作品を持って参加している方です。気に入った作品を、少しずつでも集めてみたいと思っています。

 サミットにはこのほかにも、地方から参加する村民が、それぞれの地域の河童のオブジェを持ち込み即売会をします。サミット参加の 楽しみの一つになっています。




Albert佐々木の総合メニューへ河童@わ〜るどへ河童博物館へ
A.Sasaki@kappauv.com 佐々木