河童博物館
第1C収蔵庫


猪口や湯のみなど器もの以外の
焼物・土物の河童を収蔵しています


収蔵品番号:YA300(2006/10/22)    河童の綱引き
 河童連邦共和国の同僚である『さいたま河童村村長 今井 勝』氏がお造りになり、贈呈していただいた河童の綱引き像です。

 横幅が40センチと大きな作品です。これだけの大きさを焼き上げるのは難しいでしょうね。頭が下がります。

 ありがとうございました。今井村長様。


収蔵品番号:YA299(2006/10/22)    河童のお地蔵さん
 
 伊万里の『あかね工房:陶人形 宮崎陶里』氏の作品です。

 作品には、特にコメントは付いていないのですが、どう見ても『お地蔵さん』ですよね。

 この作家、私と同じ歳のようです(^0_0^)


収蔵品番号:YA298(2006/10/15)
笑う河童灰皿

 直径が14.5センチと、かなり大きめな河童灰皿です。


収蔵品番号:YA296-297(2006/09/23)
笑う河童箸置2点

 笑い顔と、頭のお皿が大きく、まるで帽子をかぶっているような頭が特徴の河童箸置です。

収蔵品番号:YA295(2006/09/08)
河童灰皿

 オークションの入手です。

 大きな灰皿です。直径は18センチもあります。中央の河童は、筒を抱いています。煙草消しなのでしょうね。

 窯元も作者も不明ですが、河童の顔を見ると、「長谷川つぎお」氏の作品に良く似ていますね。

収蔵品番号:YA293-294(2006/07/24)
織部河童燭台1対

 インターネットで入手しました。だいぶ以前から、4万円近い最低価格で出品されていたのですが、だれも応札がありませんでした。

 そこに、ある方が最低価格1,000円にて出品。応札した結果、2,100円で落札しました。

 写真では大きさが解らないと思い、百円ライターを添えています。かなり大きな作品であり、桐箱に入っていました。

 河童が本を読んでいるデザインの燭台です。織部焼きと思われます。

収蔵品番号:YA291-292(2006/07/16)
夫婦河童

 美濃焼きと思われます。

 型を使って成形しているのでしょう、角ばった独特の素焼き風の焼物ですが、頭と甲羅の部分は緑の釉薬がほどこしてあります。

 高さは12センチほどと大き目です。

 写真には撮影していませんが、男性と女性の性器はかなりリアルに造られています。秘宝館物ですね(^ム^;)


収蔵品番号:YA288-290(2006/07/09)    清水崑河童フィギュア
 
 これらも、オークションで入手した清水崑氏の河童をあしらった小さな人形(フィギュア)です。

 最近、主にプラスティックスで作られた漫画の主人公や自動車やバイク、はてまた、生活用品などを、小さな模型にした物が流行っています。

 この3体の河童人形は、まさに、大きさも造りもそんなフィギュアとそっくりですが、材質は焼物なのです。

 清水崑の河童が流行したのは30年ほども前のことですから、その当時に造られたのでしょうね。

 背中がかわいいので、裏面の写真も撮影しました。

収蔵品番号:YA285-287(2006/05/28)
焼物の河童人形3体

 オークションで3体まとめて500円にて入手しました。

 河童の子供人形です。

 黒い姉妹の河童人形(YA234)にデザインが似ていますね。同じ窯で焼かれた物かも知れませんね。

収蔵品番号:YA284(2006/04/29)
河童の煙管

 Yahoo!のオークションで入手しました。

 箸置きとしても使えるサイズの寝河童ですが、頭のお皿の部分に穴が開いており、足にも穴が。中は空洞になっています。おそらく、煙管なのでしょう。

収蔵品番号:YA283(2006/02/19)
蕎麦を食う設楽河童

 Yahpp!オークションでの入手ですが、個人の出品ではなく、お店だと思われます。購入価格は1,480円でした。

 高さが8センチと、少し大きめの信楽焼の河童座像です。

 蕎麦を食べる河童の姿は、ちょっと珍しいですね。

収蔵品番号:YA282(2006/01/30)
瀬戸河童座像

 YA209の黄瀬戸の河童の流れを感じる河童座像ですね。

 感覚がずっと新しいですから、現代の作でしょう。高さは16センチですが、横幅があり、存在感のある河童像です。

収蔵品番号:YA281(2006/01/29)
受験勉強する河童

 河童の置物です。

 机に座り勉強する姿です。後ろには「必勝」の張り紙と「合格」の絵馬があります。

 背面には「人生に山河あり」「へのへのもへ」と刻まれています。

収蔵品番号:YA261-280(2005/12/24)
美濃焼河童根付




 美濃焼きの『河童家.com』こと、陶芸家鈴木千代子さんに頼んで、20個を造っていただいた根付です。

 お年玉代わりに、仲間に配るために注文しました。

 一つ一つが手作りですから、個性があるのは自然のことですが、ご覧の通り、大きく4種類の作品に区分けできる作品でした。

 ・少し大きめ、白い男性の河童(金色根付紐)
 ・茶色の男性の河童(金色根付紐)
 ・少し小さめ、白い子供の河童(赤色根付紐)
 ・白い女性の河童(赤色根付紐)


 今回もまたもったいなくて配れず、自分で持っている作品がかなりの数になりそうです(^ム^;)

収蔵品番号:YA256-460(2005/12/043)
腹掛けをするミニ河童5体

 小さな河童たちです。子供の河童ですね。



 ひし形の腹掛けをしています。ひし形の部分は、別の焼物の破片のようです。

収蔵品番号:YA249-455(2005/10/25)
清水崑河童箸置


 オークションで入手した物なので、年代は不明です。

 すべて手作りのため、デザインは同じですが、大きさや形、色付けなどにはそれぞれ個性があり、同じものはありません。

 裏面には、『崑』のサインがありますが、ゴム印の様なものを使ったのでしょう。すべて同じです。

 お酒などの製品のノベルティではなく、販売用に量産された商品だと思います。

収蔵品番号:YA248(2005/10/09)
恋する河童

 足元にはハートが落ち、目線は上へ。

 好きな女性が住む、2階の窓を、ひとすら見つめている片思いの河童なのでしょう。

 YA447と同じ作者の作品です。

収蔵品番号:YA247(2005/10/09)
居眠り子供河童

 おそらく、趣味の陶芸をされている方の作品ではないかと思います。

 オークションにて、作者の方から購入しました。

 女性らしい、やさしい感性で造られていますね。

収蔵品番号:YA245-246(2005/10/09)
美濃焼夫婦河童

 伝統的な美濃焼きの河童です。

 かなり大きなもので、高さは17センチあります。

 オークションで購入したのは夫河童の方だけでしたが、出品者のご好意で妻の河童をいただきました。

 妻河童の方は、落として割ってしまったとのことですが、見事な金継ぎで修復されています。

 はるかに小さな作品ですが、そっくりな形の夫婦河童が売られていました。美濃緑山窯の奥谷弘之作です。これも、同じ作者の作品ではないかと思います。

収蔵品番号:YA244(2005/10/02)
大判を持つ河童

 3個の内の三つめです。

 他の二つは、徳利と猪口と面を持っていますから、祭り人形でしょう、こちらは、縁起物の大判を持ち、舞台口上の服装をしています。

 祭りに舞台口上、いずれも福を呼ぶ人形ということなのでしょう。


収蔵品番号:YA243(2005/10/02)
ひょっとこを抱く河童

 3個の内の二つめです。

 浅草の仲見世やその周辺には、観光客向のみやげ物店が並んでいます。江戸情緒を少し強調しすぎたような(^ム^;)、人形や小物が売られています。

 今土焼きという土人形があります。子供向けのおもちゃです。元もとの手法は型による大量生産。素焼きに色付けした製品です。

 この人形は、手ひねりですから、厳密な今土焼きではありませんが、今戸では、手ひねりの手法で今土焼きの心を受け継ぐ人形を作っている 作家がいらっしゃると聴いています。もしかすると、そんな方の作品かも知れません。

収蔵品番号:YA242(2005/10/02)
お多福を抱く河童

 オークションで3個入手した内の一つです。

 20年ほど前に、浅草で入手したとのことです。

 手ひねりの手法で粘土で造り、素焼きした後に色付けしています。


収蔵品番号:YA241(2005/09/18)
備前焼河童水滴

 作品に入っていた説明書きによると、作者は第16代木村宗得の継承者、17代玉舟氏です。

 ちょっと変わったタイトルですね。おそらく、16代がご存命なのでしょう。玉舟氏も、いずれ「宗得」を継承するのでしょう。

 大きさも手ごろ、なかなか良い作品と思います。

収蔵品番号:YA240(2005/09/18)
かがむ河童

 横が22センチもある大型の置物です。

 焼物のようにも見えますが、粘土を自然乾燥させて彩色した製品かも知れません。

 オークションでの入手ですが、出品者は知人だったので、次にお会いした時にでも、出生を聞いておきましょう。

収蔵品番号:YA239(2005/09/10)
肥後お湯かっぱ

 ざっくりとした素焼きの女性河童です。

 「肥後 お湯 かっぱ」との箱書きがありました。

 そういえば、異常に大きな下半身です。胸の下あたりから、お湯に浸かっている様子(水の屈折率で大きく見えている)なのかも知れませんね。

収蔵品番号:YA238(2005/08/14)
魚を捕って吼える河童

 オークションでの入手です。宅急便で送られてきたことから、残念ながら一部破損していました。

 接着剤と粘土を使い、修理して彩色をしましたので、見た目には解らないほどに修復できました。

 高さが32センチと大きな焼物です。素焼きに色が付けられています。素焼きなので割れやすかったのでしょうね。

収蔵品番号:YA236-237(2005/08/14)
河童地蔵2体

 オークションでの入手ですが、個人ではなくお店の出品でした。

 香川県の善通寺市善通寺町とのことですから、門前町のお土産屋さんなのではと思っています。

 物が「地蔵」ですし、お店の名前が「お心さま」なんて、ちょっと嬉しくなります(^0_0^)

収蔵品番号:YA235/FC466(2005/08/14)
馬に取り付く河童

 素焼きに色付けをした河童の像です。

 白馬に取り付いている河童が二匹。民話の世界を彷彿とさせてくれますね。

収蔵品番号:YA234(2005/07/26)
黒い河童姉妹
 

 見た目もスタイルもこけしですが、焼物ですので、こけしではなく、焼物の分類としました。

 姿は黒人の子供に見えますが、背中には甲羅があって、河童だと解ります。

 姉河童の方は、耳に丸いイヤリングをつけています。妹は何か持っていますが、何かは解りません(^ム^;)

 台座に「敦賀」と印刷されています。福井県の敦賀市なのでしょう。

 お尻もかわいいので、後姿も付けました(^0_0^)

収蔵品番号:YA229-233(2005/07/26)    河童はし枕5体セット

 田主丸耳納焼樂生窯の河童はし枕5個揃いです。

 太った河童に痩せた河童、肌の黒い河童に褐色の河童。一つ一つが手作りですから、その表情は様々です。

 オークションでたった980円で落札した河童ですが、申し訳ないほどの、りっぱな作品でした。

収蔵品番号:YA228/FC463(2005/07/26)
立膝の河童

 小さな土物の河童です。

 土鈴かと思ったのですが、振っても音はでません。置物のようです。

 赤い爪が目立つ、ちょっと妖怪系の河童ですね。


収蔵品番号:YA226-227/FC461-462(2005/07/26)
河童招き

 一見、木彫のようにも見えますが、土物です。

 しかし、上薬が独特、まるで塗料のように今でもしっとりとして若干べたついています。

 立ち姿ですが、左手に瓢箪徳利を持ち、右手で「おいでおいで」をしています。招き河童ですね。

 もちろん手作りですから、二体は微妙に異なっています。

収蔵品番号:YA225/FC449(2005/07/24)
河童の顔

 これも、土を素材に、色付けした素朴な作品です。

 もしかすると、土鈴だったのかも知れませんが、今の状態では、音はしませんので、こちらに収蔵しました。


収蔵品番号:YA224/FC448(2005/07/24)
河童の力士

 土を素材に、色付けした素朴な作品です。

 腰に、化粧回しを着けているので、おそらく力士なのでしょう。


収蔵品番号:YA216-223/FC440-447(2005/07/21)
河童のアンサンブル

 紙粘土で造り、焼いてある河童たちです。

 よく見ると、普通に目にする河童の焼物とはどこか違っています。

 一つ一つが手作りであることは解ります。型にはめて造られた量産品ではありません。

 でも、作品というとちょっと違う気がします。

 底には、どこかに貼り付けた痕跡が残っている。

 もしかすると、何かの祭事用の展示物として作られた物ではないか。祭事が終わり、廃棄される前にもらってきた。そんな気がする河童たちです。

収蔵品番号:YA215/FC435(2005/07/21)
胸焦がれる少女の河童

 黒素焼きのざっくりとした河童です。

 ふくよかな下半身と、不釣合いなほどの小さい顔。

 恋に焦がれる乙女の姿。私にはそう見えます。

収蔵品番号:YA214/FC427(2005/07/10)
肩車する親子の河童

 素朴で、それでいて味のある河童の親子です。

 父親河童は緑色、子供の河童が土色なところも面白いと思います。


収蔵品番号:YA213/FC426(2005/07/10)
かまくらの中の河童

 ちょっと珍しい図柄です。

 かまくらの中に、二匹の子供の河童が楽しそうに笑いながら座っています。


収蔵品番号:YA212/FC425(2005/07/10)
横座りする若い娘河童

 未整理だった二川文子さんから寄贈された河童が見つかりました。順次収蔵します(FCで始まる一連番号が、寄贈されたコレクションです)

 若い豊満な娘河童です。

 みやげ物ではなく、作家が造った作品と思われます。

 いやみの無い色気が素敵ですね。

収蔵品番号:YA211(2005/06/19)
笠間焼かっぱ一輪挿し

 インターネットの楽天ショップで購入した焼物の河童です。新作物です。

 笠間焼きのざっくりとした味わいは、雑草に似合いですね。

 自宅の庭に生えていた野草と合わせて写真を撮影してみました。

 購入価格は、送料込みで3,530円でした。

収蔵品番号:YA210(2005/06/11)
親子の河童

 昭和を感じさせる、どこか懐かしい雰囲気を持つ焼物の河童です。

 母親と二人の子供なのでしょう。切れてしまったいますが、細い鎖で親子は繋がっていたのでしょうね。

 Yahoo!のオークションで1,600円で入手しました。

収蔵品番号:YA209(2005/06/05)
黄瀬戸河童像

 Yahoo!のオークションでの入手です。

 黄瀬戸の手法で焼かれた河童の像です。高さが23センチとかなりの大きさです。

 売り手の方のお話では、かなり古い物、江戸末期から明治時代ではないかとのことです。

 まあ、そんなには古くは無いにしても、作風から考え、新しいものでは無いと思っています。

 理由は、同じような顔つきの黄瀬戸の河童の焼物が、今でも、デパートなどで売られていて、その一体が、 私の行きつけの小料理屋にあるのです。

 今、売られている物は、一目見て解るほど、はるかに洗練された形と作風なのですが、それに比べると この河童像は、表情も作風も実に素朴です。現代の製品の一世代も二世代も前の作品なのではと思います。

 代金の振込手数料や送料を含め、六千円ほどで入手しました。

収蔵品番号:YA208/FC368(2005/02/27)
かがむ姿の河童

 腰を折り、かがみながら横を向いている河童の像です。

 目を瞑っていはいますが、その表情は微笑んでいるように見えます。

 きっと何か意味があるのでしょうね。古風で素朴な造りです。

収蔵品番号:YA207/FC367(2005/02/27)
真っ黒な河童箸置き

 真っ黒な焼き物の河童箸置きです。

 上薬の濃淡が肌合いに差を付け、味わいがある河童です。

収蔵品番号:YA206/FC363(2005/02/27)
話かける河童

 何かしきりに話しかけれいる姿の河童の男性です。

 朴訥とした表情がユニークです。


収蔵品番号:YA205/FC362(2005/02/27)
腕組みして寝そべる河童

 これも箸置きにつかえますね。

 同じ表情の河童がすでに数点収蔵されています。どこの地方の河童なのでしょうね。


収蔵品番号:YA204/FC361(2005/02/27)
頬ずえの河童

 素焼きですが、箸置きとしても使える、よくある形の河童ですが、表情が独特ですね。


収蔵品番号:YA203/FC360(2005/02/27)
岩にもたれて泣く河童

 小さな焼き物です。

 尖った岩に抱きつき、両目を手で覆っている河童像です。

 きっと、何か意味があるのでしょうね。作者に聴くことができないのが残念です。

収蔵品番号:YA202/FC351(2005/01/30)
赤ん坊を抱く河童の母親

 お乳でも飲ませた後なのでしょう。豊満な若い河童の母親が、子供に語りかける、そんな姿です。


収蔵品番号:YA201/FC350(2005/01/30)
診察する医者の河童

 ちょっと不気味な雰囲気のある河童の像です。

 病気の河童を、触診している医者のようにもみえます。

 埴輪のような雰囲気も。



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