この桐生市梅田町に行くには、桐生市内の群馬大学工学部キャンバスの前の道を、ひたすら北に走ると、桐生川沿いの道となります。 やがて、桐生ダムが右手に見えてきます。そのままダムの脇を進み、トンネルをくぐってなおも進むと、この地域の案内地図が掲示された広場にでます。 広場を抜け、しばらく走ると、右側に「梅田ふるさとセンター」があります。ここでは、食事ができ、トイレを使うことができますし、郷土の野菜の即売や、 漬物や土地の名産品などを買うことができます。河童の刺繍の入った入浴用品(あかすり)も売っていましたよ。 このセンターから2キロほど進んだところに、「津久原橋」があり、その右手の河原に「河童神社」があります。 「神社」とは行っても、篤志家が岩を積み上げて作った手作りの祠と鳥居があるだけの素朴なものです。
今回の紀行は、偶然、インターネットで、群馬県桐生市のNPOが運営しているホームページを見つけたのがきっかけでした。 市民が集まり、市内に残る民話を収集し、編集して発表する活動をしているようです。 民話は、ほうっておくとどんどん消えていってしまいますから、こんな活動は貴重ですね。 古くから栄えた織物の町であり、関東平野の北端に位置する桐生市は、平地もあり、そこを流れる渡良瀬川という大きな川と、支流の 小さな川、山もあって、変化に富んだ地形ですから、民話も多く残っているのでしょう。うらやましい土地ですね。 写真撮影日:2003年6月21日
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